愚かな私

2007年6月19日 こころ
人恋しくて無性に寂しくて人とつながってたくて出会い系に登録した。大学の時以来だ。今じゃあの頃とは比べ物にならないくらい登録者の数も増えたことだろう。その分、危険も多いんだろうけどそんなのどうでもよかった。

登録して30分も経たない内にたくさんのメールが届いた。なんだかたくさんの人が私の事を必要としてくれてるみたいで嬉しかった。でもメールの内容は予想したとおり軽々しいものばかり。大人の付き合いをとか割り切った関係をだとか・・読んでて吐き気のするものばかり。もしかしたら純粋に真面目な出会いを求めている人がいるかも知れないと微かにも抱いていた希望は無残にも打ち砕かれた。それでも私はあえて彼らに気のある風を装って返信した。彼らの食いつきは良かった。すぐに恋愛ごっこが始まり会話はまるで恋人同士のよう。心にも無いことがメールならいくらでもスラスラと書けてしまうものだ。初めはそれなりに楽しめた。他人との接点がまったく無い今の生活に寂しさを感じていたから人とつながってる感がたまらなく嬉しかった。自分の存在価値を認めてもらえた気がした。

でも長くは続かなかった。段々虚しさでいっぱいになり涙がこぼれた。何やってんだろ、私。ばかみたい。PC相手に何ウキウキして何会話した気になってるの?メールは会話じゃない。所詮、文字の羅列に過ぎない。

急に吐き気に襲われてトイレに駆け込んで吐いてしまった。カショオで吐くのには慣れてるはずなのにものすごく苦しくて気持ち悪かった。精神的に吐いたのなんて初めてだ。カショオと違って全然快感じゃない。いや、きっと吐くことが快感になってる私が異常なんだろう。精神的にも不安定になってきて久々にワイパックスを飲んだ。気分を変えようとお風呂に入った。でもお風呂の中でもずっと涙が止まらなかった。虚しい・・・出会い系なんてもう関わること無い世界だと思ってたのに心の隙間に入り込んでくるなんて魔物みたいだ。人の寂しさをえさにする魔物。

出会い系に来てる人達はみんな寂しいんだろうか?それとも単に快楽求めて遊びたいだけ?

摂食障害になってひとつだけ良かったことがある。それは仮に出会い系に足を突っ込んだとしても実際会ったりは出来なくなったこと。みんなこのやせ細った体を見て引くから。

昔セフレに言われたことがある。もうお前は女じゃない。セフレの価値も無い。骸骨標本はいらないよ、抱く気にもなれないと。

その時私はすべてを失ったんだ。人として必要とされなくてもセフレでもいい、女として必要としてもらえるのなら生きて行けると思ってた。でも女としても必要とされなくなって、人間としての価値も女としての価値も失って自分という存在意義がわからなくなってしまったんだ。それは今も変わらない。

私は何のためにここに存在して、何の意味があって毎日を生きているの?カショオしかしない私、出会い系に手を出して自己嫌悪に陥る私、そして死にたくなる私、どれも腐ってる。今すぐ全部消えてくれ。お願い、誰かこんな生きる価値も無い私を殺して。

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