予備校生活

2006年6月18日 予備校
18日の日記:

1日の開校日以降、予備校の状況を日々報告しようと思っていたけど、時間的な余裕・精神的な余裕の無さからなかなか更新できなかった。パソコンを開いたのも2週間ぶりだ。現状はかなり厳しい状況。今は薬の力を借りてなんとか精神の安定をはかっている感じだ。

食事に関しては予備校へ通えるだけの体力を保持するため朝食と昼食は普通の量を吐かずに食べれてる。この点は大きな進歩だと思う。
夕食は予備校から帰ってきて、極度の疲労感から食欲もなく取らずに寝てしまいたいところだけど、過食嘔吐をまったくしなくなるのがなんだか怖くて半強制的にカショオしてます。
でも疲れた体にカショオはかなりキツイので夕飯時のカショオはやめる方向で考えてる。
そうすると結果的には一日一回もカショオをせず普通食を3食取ることになる訳で一見すると摂食障害が治ったみたいに感じる。

では今一番何が問題なのかというと学力面でのプレッシャーと人間関係。
3年のブランクは私が考えていたほど甘くはなかった。授業について行くのが精一杯で周りとの学力差にプレッシャーと焦りを感じ精神的にかなり参ってます。
大勢の人の中で授業を受けるというのも厳しい面があって過呼吸や解離が起きてしまったり、パニックを起こしてずっと治まっていたリストカットも再発。
勉強への焦りから一日の睡眠時間も2時間ほどしか取っておらずそれも仮眠という形なので当然疲れが取れない。毎日の通学に4コマの授業、疲れた体にカショオでさらに疲れ、そのうえ睡眠不足・・・こんな毎日いったいいつまで持つのかわからない。

Dr.が提案してくださった方法は完璧主義の私にはできないみたい。
予備校側もそのペースでは来春の国試は無理だし、○○さんだけを特別扱いして遅れた分の授業のフォローをするにも限界があると・・・・。出来る限りのケアはしていきたいけど精神的に参ってしまい何か起きてしまった時の責任は取れないと言われた。

私はこの1年必死で頑張って来春の国試に合格したい。だからゆとりをもって取り組むなんて出来ない。
3年間のブランクを一日でも早く埋めてみんなと肩を並べて勉強したい。そのためには人より何倍も努力しなきゃいけないし、そのためだったら何だって犠牲を払う。カショオを止めて太ろうが、睡眠不足で倒れようが、精神的に追い詰められてリストカットがひどくなろうが、とにかく限界の限界までやるつもり。
親もDr.もきっと同じ事を言うだろう。0か100かじゃなくてもっと柔軟な考えできないのって?
白か黒かじゃなくてグレーゾーンの存在を認める必要もあるよって。
でも私にはできない。
努力するなら100%の力で努力したい。そして結果を残したい。だから体に鞭打ってでも予備校へは行くし、あらゆる時間を削って勉強し、どんなに辛くても休まない、これを1年間やり通すって決めた。
いつか倒れるかもしれない、いやっきっと倒れるだろう。でもとにかく今は走り続けるしかない。
一度立ち止まったらまた後ろを振り返ってしまいそうだから・・・・。死ぬことばかりを考える毎日にはもう戻りたくないんだ。
今は精神的にも体力的にも学力的にもすべてにおいて一番大変な時期だと思う。だから何度もくじけそうになるし、逃げたくもなる。でももう前に進むしかないんだって決めたからDr.には応援してもらいたい。
今は「無理をするな」よりも「がんばれ」の言葉が欲しいんだ。
2日の日記:

ワイパックスを飲んで不安を抱えながらも予備校に。でも教室に入ってすぐに気分が悪くなった。手足がしびれて過呼吸に。人前で倒れるなんてしたくなくてまたワイパックスを飲んだ。まもなくして授業が開始。薬が効いたのか授業自体は受けることが出来た。でも休み時間になると他人を意識してしまってまた過呼吸に・・・それなのでまたワイパックスを飲んだ。その後も授業自体は受けられても休み時間お昼休みが耐えられなくてその度に薬を飲み結局授業終了までに1シート分服用してしまった。

帰宅後、いっきに疲れが出たのか高熱を出してしまった。結論はまだ出せないでいる。授業自体は楽しくてやる気も感じられて1年間がんばって国試に合格したいと思った。でも精神的には無理。実際過呼吸が起きてしまうし、薬をたくさん飲まないとその場に居る事すら出来ない。80分4コマの授業に加えて帰りの満員電車は体力的にもかなりハード。

勉強はほんとにしたい。3年のブランクを考えると予備校に通わないと国家試験合格はまず無理。でも精神的にかなり限界に来てる。でも辛くても簡単にはあきらめたくない。薬を大量に飲んででも予備校に通って勉強を続けたい・・・でも現状を考えるとあきらめるべきなのかも知れない。結局決められずにいる。来週、また予備校に行くと考えると苦しくて辛くなる。何が苦しくて辛いのか?大勢の他人の中に居続ける事、協調性を持って友達の輪の中に入らなくてはならないこと。それさえなければ絶対予備校に行く方を選んだと思う。勉強はほんとにしたいから。

要するに大学を卒業してからこの3年間、親と数人の友達以外まったく他人と接しないで来たせいで協調性が失われてうまく人間関係を作れなくなってしまったんだと思う。元々精神的に弱い上に寂しがり屋で、でも不器用でいつも友達関係に悩んできた。そんな私が極力ストレスのない環境に長らく居て、ストレスに対する抵抗力も落ち、さらに適応能力も劣ってしまったんだと思う。だから今の段階で団体生活を送ること自体無理だったのかもしれない。完全に楽観視し過ぎてた。今の私が大勢の人の中で新しい人間関係を作るのは無理、これが現実。でも私はこの現実を受け入れるしかないんだろうか・・・逆に試練だと思って少し無理をしてみたい気もする。辛いから逃げたい、でも逃げたら何も進歩しない。もしこの試練を乗り越えられたらそれは大きな自信につながる。でも挫折したらそれは自信喪失・絶望感から自殺につながるかも知れない。結局0か100かの選択しか出来ない私なんだ。もっと柔軟な考えの出来る性格だったら良かったのに・・・先生は医者の立場からどう判断するのだろう・・・がんばってみらたらと背中を押してくれるんだろうか?それとも無理するなと止めるんだろうか?私は結局どっちを選ぶんだろう。

最悪の開校日

2006年6月1日 予備校
1日の日記:

今日は予備校の開校日だった。でも結果は最悪・・・予想外の急なテストがあり大勢の人の中で極度の緊張と不安からパニックを起こし過呼吸になって途中退出してしまった。その日は母が一緒に予備校まで来てくれていたので泣きながらすぐに電話して駅で合流し、とりあえずパニックが治まるまでゆっくりしようということでレストランに入りお昼をとることに。ちなみにその時食べたオムライスははかずにちゃんと消化させることができた。お昼をとった後、予想外の出来事に今後どうするかを話し合うため予備校にいったん戻り、大勢の人の中でパニックを起こしてしまったこと、過呼吸になったこと、鬱と摂食障害があり病院に通院してること、体力面でも心配があること、3年のブランクがあり学力面でも不安があること、対人恐怖があり人の視線を感じると怖くなってその場にいることができないこと、これらの事を考えると今後予備校に通うのはやめた方がいいのではないかということを講師に相談した。

予備校側としては色々な不安や問題を抱えながらも3年経ってせっかくやる気になったのだからここであきらめて欲しくないとの事。学力面での心配は予備校としても補講を行うなど出来る限りケアをしていくし、精神面でも居心地の良い席に座ってもらうとか、辛くなったら退出しても良いとか色々協力できる部分はしていきたいという回答だった。私としてはパニックを起こしてしまった時点で精神的に無理だと思うし、私以外は今年卒業した子ばかりで学力の差も歴然、毎日2時間の通学も体力的にきつくて、精神面・体力面・学力面すべてにおいて劣っている私がこの先みんなと一緒について行くのは無理だと思った。でもここで無理だとあきらめてしまったらバイトの時の二の舞。あの時ももう無理と思ってすぐにシッポまいて逃げてしまって後々後悔し、自分を責め、死にたいと思うほど最悪の精神状態になった。おそらく今回も辛いからとあきらめた時点でそんな弱い自分を許せず、また自分を責め、自信を無くし、精神状態も悪化して死にたいと考えるようになるだろう。だからすごく迷ってる。もう辛くて苦しくて逃げたい気持ちでいっぱいだけど、逃げたら逃げたで後悔してどっちみち苦しむ。

親は無理して精神的に追い詰めてまで予備校に通う必要はないと言うけれどそれじゃあ自分が納得できない。でもみんなは心身ともに健康で私みたいに心の病を抱えてるような人は居なくてやる気に満ち溢れてて、あんな雰囲気の中でやってける自信はとてもない。でも勉強はしたい。国家試験に合格して薬剤師になりたい。それには予備校に通わないと無理。

どうしよう・・・精神的には限界。でも簡単にあきらめたくない。その狭間で揺れてる。とりあえずその日は今すぐに結論は出さず一度授業に出てみてから考えてみてはという結論に。
家に帰って親とも相談した結果、親としては無理してまで行って欲しくないと。でも私は納得がいかないから明日もう一度予備校に行って授業に出られるか試してみて、精神的に無理だったらあきらめるという結論を出した。

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